• レモン在宅診療所の在宅医療

    レモン在宅診療所は、患者さんご自身の「こうしたい」と、まいにちのくらしを大切にします。

     

    在宅医療のいちばん大きな特徴は、まいにちのくらしの場である「家」でする医療だということです。

     

    技術が進歩して、医療ではたくさんのことができるようになりました。
    病院は、医療がじゅうぶんにそのちからを出し切れるように、整えられた場所です。
    病院でなければ、できないこともあります。

     

    でも、病院は、なぜか「いごこちがわるい」と感じる方も少なくありません。

     

    せっかくの医療のちからと、ひとのいごこちの良さを、なんとか両立できないものでしょうか。
    そう考えて、病院でも、たくさんの努力があり、いまもその努力は続いています。

     

    在宅医療は、そんな努力のひとつのかたちだと、レモン在宅診療所は考えています。

     

    「家」は、くらしの場そのものです。
    ここに、医療がおじゃますることはできるでしょうか?

     

    それじゃあ、レモン在宅診療所では、いごこちの良さがいちばんで、医療は二の次なの?
    ……う〜ん、それは、むずかしい問題なので、
    いっしょに相談しながら考えさせてもらえませんか?

     

    いごこちのよさを考えながらも、医療が患者さんのためにちゃんとちからを発揮する在宅医療を、
    レモン在宅診療所は目指しています。

    在宅医療では、普段の暮らしのご様子を医師が直接見ることができますので、
    患者さんのご様子に配慮した医療がしやすくなると思います。

     

    もちろん、病院とはちがうので、「家」という環境ではできないこともあります。

    患者さんご自身が病気のこと、検査や治療のことをどう考えていらっしゃるかお聞きしながら、
    その都度、在宅医療で「できること」と「できないこと」を、医師が丁寧にご説明します。


    必要に応じて他の医療機関と連携して適切な医療提供に努めます。
    また、在宅医療の医師はかかりつけ医でもありますので、
    おひとりおひとりの経過に合わせて、
    高度医療機関との連携、情報提供、投薬調整なども行います。

     

    普段の様子の変化は、ご自身やご家族さんのご連絡に頼ることになりますが、
    いつでも電話で相談できます。
    また、訪問看護師さんやヘルパーさんの協力もありますので、
    おひとり暮らしの方でも上手に在宅医療を受けておられる方もいらっしゃいます。

     

    「いますぐ来てほしい」とお願いされたとき、できるだけがんばりますが、
    ほかの患者さんへの対応が重なった場合など、すぐに行けないこともあります。
    すぐに行けないけれども急いだ方がいいと判断した場合は、
    電話越しに救急車を呼ぶこともあります。
    行き先の病院選びも含めて、レモン在宅診療所の医師はできる限りのサポートをします。
    運ばれた先の病院とも連絡を取り合い、遅れずに診療情報提供を行います。

  • 当診療所は在宅療養支援診療所です

    下北沢レモン在宅診療所は、在宅療養支援診療所として届け出ています。​

     

    在宅療養支援診療所とは、定期訪問診療をお引き受けした患者さんに対して、

     

    〈24時間、医師(看護師)と連絡ができる〉

    〈24時間、必要時は往診できる〉

     

    などの条件を満たしていることで地方厚生局から認可される、施設基準のひとつです。

     

    24時間サポートがある在宅医療を受けるためには、体調に関係なく、月2回あるいは月1回、定期的な訪問診療を受けていただく必要があります。定期的な訪問をお約束いただいた患者さんに、いつでもご連絡可能な連絡先をお渡しいたします。体調が悪い時など、お電話でご相談にのり、必要に応じてご自宅までお伺いして診療を致します。

  • レモンができること

    当診療所の医師は、在宅療養におけるかかりつけ医として、日常でおこるほとんどの病気・怪我の初期診療(プライマリ・ケア)に対応できる総合診療医です。
    定期訪問診療では、外来通院で行われるような投薬管理をはじめとして、ケアマネージャー・訪問看護など訪問サービス、デイサービスなど通所サービスと連携し、日々の生活がトラブルなく過ごせるお手伝いに加わります。
    体調の変化や怪我の時には、まず電話でご連絡ください。様子をお聞きして、当所からの臨時訪問・総合病院などの紹介受診・救急搬送などの判断をし対応いたします。

     

    ※当診療所では、訪問診療範囲内にお住まいであれば、診療受付時間内(10時〜16時)のご連絡に限り、定期訪問診療を受けておられない方にも往診の対応をいたします。ご相談ください。

    複数の慢性疾患の管理

    糖尿病、高血圧、高脂血症、心不全、呼吸器疾患、リウマチなどーー生活のご様子とこれまでの診療経過に応じた診療をいたします

    日常生活動作(ADL)の低下を防ぐ

    リハビリや環境調整のアドバイス

    ケアマネージャーさんや訪問看護・訪問リハビリ等と連携して対応いたします

    維持期の精神疾患

    認知症をはじめとした安定した精神疾患を合併している方に、生活に合わせた負担の少ない診療を心がけております

    継続処置が必要な皮膚疾患

    褥瘡、潰瘍や爪白癬など、病状に応じてではありますが、ご自宅での負担の少ない方法を考えて対応いたします

    特定疾患

    パーキンソン病、ALSなど、いわゆる難病の方の在宅療養をお手伝いいたします

    医療機器を要する管理

    経管栄養・中心静脈栄養・在宅酸素療法・人工呼吸器など、各所と連携し対応いたします

    緩和治療

    限られた時間を最期まで自宅で過ごしたい方の在宅緩和治療(在宅ホスピス)をお受けしています

  • 対象となる人

    24時間サポートを受けられる「在宅医療(訪問診療)」は、「病気などのために通院が難しい方」が対象となります。

    診療報酬上、訪問診療の適応があり、診療範囲にお住まいで、当診療所の在宅診療枠に空きがあれば、基本的にお受けいたします。

    「麻痺などで思うように動けないため、通院のたびに家族が仕事を休んで手伝い、なんとか通っていた。最近よく体調をくずすのだが、毎回病院に連れていくのが難しくなってきた」

    「認知症があって生活トラブルが増えている。本人は家から離れたくないと言うし、うまくいく方法があるなら家でのくらしを続けさせてあげたいけれど、このままでいいのか心配」

     

    「高齢となり、外を出歩かなくなった。3ヶ月に1度、家族が病院に連れて行って薬をもらい、いつもの生活を続けることはできているが、体調を崩した時には病院に行きたがらないし、寝て過ごすことが増えている気がする」

    「カテーテルや胃ろう、中心静脈栄養など、生活する上で医療処置や医療機器のサポートが必要」

    「最期まで家で過ごしたい」

  • 費用の目安

    在宅医療を受診するにあたり、費用の目安と医療費の上限についてご案内いたします。

    ご負担いただく医療費には上限があります。

    在宅医療は健康保険が適用されます。

    自己負担の目安は以下の通りです。

     

    ※70歳以上の方を対象にした目安とした金額です。
    ※目安は月2回の訪問診療・処方箋の発行を受けた場合です。
    ※初診の月は下記と異なります。
    ※月額の上限額は所得に応じて健康保険制度の中で決められています。

    ※検査や処置、電話相談、往診などを行う場合別途費用が加算されますが月額の上限額を超えることはありません。(窓口負担が上限額を超えた場合、区役所や健康保険組合に申請することで還付を受けることができます)

    ※区役所や健康保険組合から、毎月の支払額が自己負担限度額以内となる「限度額適用認定証」の交付を受けることができます。

    ※例外もあります。詳細はご遠慮なくお尋ねください。

    1割負担の方

    自己負担の目安:5,360~10,000円程度

    (上限額 8,000~18,000円)

    2割負担の方

    自己負担の目安:6,500〜14,000円

    (上限額 14,000円)

    3割負担の方

    自己負担の目安:16,080~30,000円程度

    (上限額 80,000〜260,000円)

  • 下北沢レモン在宅診療所の院長

    医師 関 有香子(せき ゆかこ)

     

    2001年 宮崎医科大学卒。麻生飯塚病院(福岡)にて初期臨床研修。修了後、救急部専修医ならびにリハビリテーション部専従医。


    2004年 ボバース記念病院および森之宮病院(大阪府)にて回復期リハビリテーション診療に従事。
     

    2007年 松原アーバンクリニック他にて在宅診療に従事。
    以降、都市・地方を含め、さまざまなフィールドでのプライマリケアならびに在宅診療を経験。
     

    2012年より松原アーバンクリニック院長。
     

    2015年 北里大学医学部総合診療医学教室助教。
     

    2016年 相模原市立藤野診療所所長 兼 北里大学医学部地域総合医療学 特任助教。
     

    2018年 下北沢レモン在宅診療所開設。

     

    専門 高齢者総合診療・在宅緩和ケア

     

    2009年 MBA in Social Design Studies取得(立教大学大学院21世紀社会デザイン科比較組織ネットワーク学)

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